年末年始、利用大幅減 JR九州 過去最低水準に 在来線特急・九州新幹線

 JR九州は6日、年末年始(昨年12月25日~1月5日)の在来線特急と九州新幹線の利用状況を発表した。長崎支社管内の特急の利用状況は、長崎線の肥前山口-諫早が前年同期比67%減の約3万7千人、佐世保線の肥前山口-佐世保は同68%減の約2万5千人だった。新型コロナウイルス感染再拡大で帰省を控える動きが広がり、前年同期を大幅に下回った。
 長崎線の鳥栖-肥前山口は同64.2%減の約9万6千人、九州新幹線の博多-熊本は同60.5%減の約16万6千人、日豊線の小倉-行橋は同59.9%減の約7万7千人。3線合計では同61.5%減の計約33万9千人だった。現在の方法で集計を始めた2011年度以降、年末年始の利用者数としては最低水準という。

© 株式会社長崎新聞社