イングランド・プレミアリーグのリバプールが、オーストリア1部ザルツブルクのザンビア代表FWパトソン・ダカ(22)の獲得に乗り出している。
リバプールは1月の移籍市場で攻撃陣の補強を検討しているが、英紙「サン」は「ダカにはいくつかのプレミアリーグクラブが注目している。マンチェスター・ユナイテッドが夏から関心を示していたが、さらにリバプールも熱心であると考えられる」とダカ争奪戦に参戦したと報じた。
ダカは今季のオーストリア1部で得点ランキング2位の8ゴールをマークするなど、公式戦17試合で15ゴールと驚異的なペースで得点を量産している。
アフリカ系特有の身体能力に加えてテクニックも兼ね備えており、多くのビッグクラブが注目。ダカ本人も英公共放送「BBC」の取材に「(FWピエール・エメリク・)オーバメヤン(31=アーセナル)、(FWモハメド・)サラー(28)、(FWサディオ)マネ(28=ともにリバプール)といった先輩たちがいるが、私は彼らのようになることができる」と、ステップアップに自信をのぞかせている。
リバプール入りが実現すれば大きな補強となるが、所属する日本代表MF南野拓実(25)にとっては強力なライバルとなるだけに、サバイバルは激しさを増しそうだ。