中日のドラフト1位ルーキー・高橋宏斗投手(18=中京大中京)ら新人9選手(育成3人を含む)が7日、ナゴヤ球場に隣接する合宿所「昇竜館」に入寮した。
人生初の一人暮らしとなるが「ずっとこの日を待ちわびていた。今は楽しみな気持でいっぱい。ここが本当のスタートラインという気持ちと、新たにここで中日ドラゴンズの戦力として戦わなければいけない使命感がある」と強い決意をにじませた。
プロ生活を成功させるために重視したのは睡眠だ。「睡眠というのはすごく長い時間を取るので、そこでいかに疲れを取ってリラックスできるかは大事なところ。休みの日なら10時間ぐらいは。よく寝ることで、ここまで(体格が良く)自分が成長がしたというのは一つあるのでは」と明かす。
その上でエアウィーヴ社のマットレスを持参。同社のブランドアンバサダーを務めるプロフィギュアスケーターで元世界女王の浅田真央(30)は同校の大先輩ということもあり「中京大中京の先輩の浅田真央さんが宣伝にも出ているので、縁があるなと思って購入した。先輩がそういったところ(CM起用など)でも活躍しているのは自分自身の刺激にもなるし、多くの人に目が留まるのは魅力的。自分もそういったところを目指していきたい。それには一流の選手にならないとダメだと思うので、まずは野球の実力をつけないと」と意気込んでいる。
ほかにも持参したのは中京大中京の野球部チームメートから12月27日にプレゼントされたJBL社の小型高性能スピーカーだ。Official髭男dismなどいろんなジャンルの音楽を聴くのが好きな高校ナンバーワン右腕は「宝物です。このスピーカーで、ランダムにいろんな音楽を流してリラックスしたい」と笑顔を見せる。
9日からは新人合同自主トレがスタート。「年末年始は1日も休まず練習してきたので、そのための準備は確実にできている。自信を持って自主トレに入っていきたい。強気なピッチングというのはずっと持ち味としてやってきたので、そこは絶対にブラすことなくやりたい」と腕をぶしている。