アンジー似美女と東西逢瀬の中村芝翫 4年ぶり不倫発覚は〝梨園に刺された〟のか

中村芝翫は誰かに売られた?

4年ぶり2回目の不倫発覚は必然だったのか――。7日発売の「週刊文春」で、一般女性(32)との不倫が報じられた歌舞伎俳優の中村芝翫(55)。コロナ禍で大きなダメージを受けている梨園にあって〝不要不急の逢瀬〟にあきれる声も出ているが、一部からは「売られたのでは?」との声も。というのも、仕事そっちのけで女遊びを続ける芝翫には、眉をひそめる関係者が多かったというのだ――。

週刊文春によると、不倫相手は米女優のアンジェリーナ・ジョリー似の32歳美女。熱心な歌舞伎ファンで、自称FXトレーダー。芝翫とは十数年前に知り合い、昨年夏に交際に発展したという。

昨年11月26日から京都の高級ホテルで3連泊したとも報じられた芝翫。バツの悪いことに、同28日は妻でタレントの三田寛子(54)との結婚記念日だった。

「4年前の人気芸妓との不倫発覚も、八代目芝翫の襲名披露興行を目前に控えたタイミングで、厳しい声が噴出した。そのうえ今回の不倫はコロナ禍のさなか。歌舞伎界は公演中止など大きなダメージを受け、現在も感染防止対策に神経をとがらせている。これで歌舞伎俳優全体に対するイメージにも傷が付くかもしれない。まさに最悪のタイミング」(梨園関係者)

現在、芝翫は「初春大歌舞伎」(東京・歌舞伎座)に出演中だ。昨秋から新規感染者が増え続け、7日には1都3県に緊急事態宣言が再発令されただけに、不用意に東西で逢瀬を重ねた姿に批判が集まるのは仕方ないだろう。

懲りることのない奔放な女遊びに、普段から眉をひそめる関係者も多かったという。

「梨園で芝翫は40代の松本幸四郎、市川猿之助など、年下の歌舞伎俳優よりも人気も実力もないとの評価。にもかかわらず大のお酒好きで、銀座界隈で女の子と遊ぶ話をよく聞くし、舞台の上演中にそうした女の子や、女優などとも親しく連絡を取り合っていた。そんな姿に人望があるはずもなく、今回の不倫も〝誰かに売られた〟という声が出るのも当然」(同)

いつかまた女性問題が明るみに出る――。関係者の間では、以前からこうささやかれていたというから〝刺された〟のは必然だったようだ。

芝翫といえば、江戸時代から200年あまり続く大名跡だ。父の七代目・中村芝翫は人望が厚く、83歳で亡くなるまで日本俳優協会会長として、歌舞伎界を統率。「歌舞伎界の足を引っ張る息子の姿に何を思うのか…」と残念がる声も漏れ伝わる。

芝翫は前回の不倫騒動時と違い、今のところ報道陣の取材に応じていないが、一部では妻の三田、長男の四代目・中村橋之助、次男の三代目・中村福之助、三男の四代目・中村歌之助らと〝家族会議〟を開いたとも報じられている。

「芝翫は息子と一緒にキャバクラを訪れたこともあるほどフレンドリーな関係を築いてきた。息子らも〝女遊びは芸の肥やし〟を地で行く父の姿を憎めないと理解はしつつも、やはり今回はコロナ禍。不倫とはいえど、家族だけの問題ではないため、話し合いを重ねているとか」(同)

案の定、ネット上では「こんな時にあちこちに行って浮気してたら、劇場の感染対策なんて意味ない」「みんなで感染防止に神経を使っているのに」など、猛批判を浴びている。

もしかしたら2度目の不倫発覚は、女癖が直らない芝翫への歌舞伎界からの〝お灸〟だった可能性もあるかもしれない。

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