経産省、2021年度「空飛ぶクルマ」研究予算総額40億円へ

経済産業省の令和3年度(2021年度)予算案で、「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に約40億円が充てられている。2020年度に続いての同じ名目での予算計上だが、2021年度から新たにある内容が追加されている。

それが「空飛ぶクルマ」に関するものだ。経済産業省は空飛ぶクルマに関して、離着陸時などの安全性と効率性を実現する運航技術と落下時の安全システムなどの開発に向け、「先導調査研究」を進めるとしている。

空飛ぶクルマの先導調査研究事業は、経済産業省が国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)に委託し、NEDOが事業者を募集・決定する形で実施される。

2021年度の最終目標は「関係システム設計の提案」とされており、研究開発成果を空飛ぶクルマの機体や部品を製造する企業や、空飛ぶクルマを利用したビジネスを想定している企業などが活用することを想定しているという。

2021年度の「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に関する事業内容は以下から閲覧することが可能だ。

▶︎ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト(PDF)


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