飲める成分の口腔ケア製品「オーラルピース」がISS搭載候補品として選定

株式会社トライフ オーラルピースプロジェクトの口腔ケア製品「オーラルピース」が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の国際宇宙ステーション(ISS)への搭載候補品として選定されました。

オーラルピースは、安全性と臨床効果を追求し、九州大学大学院農学研究院・鹿児島大学大学院医歯学総合研究科・国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部等との産学官の共同研究による、飲める成分の歯みがき・口腔ケア製品。菌で菌を制す日本発の先端乳酸菌抗菌ペプチド研究から発明された、植物性食品由来の乳酸菌ペプチド特許製剤「ネオナイシン-e®」を配合しています。

オーラルピースプロジェクトは、2020年7月にJAXAが推進する「宇宙生活、地上生活に共通する課題テーマ・解決策のアイデア募集」に応募し、2020年12月18日付の結果報告にて選定されたことが発表。「オーラルピース」の研究成果・革新的技術が、水の使用の限られる宇宙生活における宇宙飛行士のQOL(生活の質)向上および宇宙開拓時代における人類の発展に寄与すると評価されたことになります。

今後は、安全性・適合性・宇宙飛行士によるフィットチェックを行い、搭載への準備を進めていく計画であるとコメントしています。

Image Credit: オーラルピース
参考: オーラルピース公式サイト
Source: PRTIMES

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