ピアニスト・小曽根真、60歳記念ソロ・ピアノALリリース決定

(c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)

ジャンルを超え世界規模での活躍を続ける小曽根真が、3月に還暦を迎えるにあたり、完全ソロ・ピアノ作品としては13年ぶりとなるアルバム『OZONE 60』を3月3日にリリースすることが決定した。

ジャズ・ピアニストとしての第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に果たしてきた小曽根。録音は昨年11月末から12月頭にかけて、国内屈指のクラシック・ホール「水戸芸術館 コンサートホールATM」にて実施。極上の響きの中、スタインウェイD型とヤマハCFXという2台のグランドピアノを曲により弾き分け、ジャズとクラシックの両分野で活躍する小曽根の魅力を2枚のディスクに余すところなく真空パックしたものとなっている。

クラシック・サイドでは、モーツァルト、ラヴェル、プロコフィエフの名曲を即興演奏を織り交ぜて演奏。一方、「SONGS」と題するジャズ・サイドでは、書き下ろしの新曲をメインに、今回アルバム初収録となる9曲で構成。2台のピアノのためのオリジナル曲や即興演奏を、スタインウェイ+ヤマハで多重録音したナンバーも収録している。収録曲の詳細は後日発表するという。

また小曽根は、60歳の誕生日である3月25日の東京・サントリーホールでの初リサイタル公演を皮切りに、1年かけて全国都道府県を回るソロ・ツアーを開催する。

なお、新作のリリースに合わせ、近年入手困難だった1994年の『ブレイクアウト』から2010年の『ロード・トゥ・ショパン』までのオリジナル・アルバム15タイトルが、高音質SHM-CD仕様でプライスダウン再発売される。

■リリース情報

小曽根 真

『OZONE 60』

2021年3月3日(水)発売

SHM-CD仕様 UCCJ-2190/1 4,400(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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・カタログ再発

OZONE 1994-2010

2021年3月3日(水)発売

全15タイトル SHM-CD仕様 各1,980(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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<ラインナップ>

小曽根 真 『ブレイクアウト』(UCCJ-4163)

小曽根 真 『ネイチャー・ボーイズ』(UCCJ-4164)

小曽根 真THE TRIO 『ザ・トリオ』(UCCJ-4165)

小曽根 真THE TRIO 『スリー・ウィッシズ』(UCCJ-4166)

小曽根 真THE TRIO 『ディア・オスカー』(UCCJ-4167)

小曽根 真THE TRIO 『ノー・ストリングス・アタッチト』(UCCJ-4168)

小曽根 真THE TRIO 『パンドラ』(UCCJ-4169)

小曽根 真THE TRIO 『ソー・メニ―・カラーズ』(UCCJ-4170)

小曽根 真 『トレジャー』(UCCJ-4171)

小曽根 真THE TRIO 『リボーン』(UCCJ-4172)

小曽根 真THE TRIO 『新世界』(UCCJ-4173)

小曽根 真THE TRIO 『REAL』(UCCJ-4174)

小曽根 真 『フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン』(UCCJ-4175)

小曽根 真 『ロード・トゥ・ショパン』(UCCJ-4176)

小曽根 真&塩谷 哲 『デュエット』(UCCJ-4177)

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