【ラグビー】全国大学選手権決勝は有観客試合 チケットは既に1万7000枚売り上げ

岩渕氏

日本ラグビー協会は8日、全国大学選手権決勝の早大―天理大(11日、東京・国立競技場)を観客を入れて開催すると発表した。

緊急事態宣言により、イベントは最大5000人かつ収容率50%以下に制限されるが、既に販売したチケットは適用されないとの政府見解を受け、約1万7000枚は入場可能とし、払い戻しにも応じるという。

オンラインで取材に対応した日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事(45)は「協会の大きなスタンスとしては政府の指針、自治体の要請の順守していく。今回の緊急事態宣言の中では、スポーツそのものが制限される要請はないと思っている。その上で感染対策を行い、医療支援に負担をかけないよう周知徹底していく」と説明した。

また16日に開幕するトップリーグ(TL)についても対応は同じ。今後はチケット販売に上限を設けて開催する方針。岩渕専務理事は「状況は一日一日変わるので適宜対応したい。政府、自治体の順守が大前提」と強調した。

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