卓球の全日本選手権が11日から大阪で行なわれる。新型コロナウイルス感染再拡大で8日、大阪府も緊急事態宣言発令要請を決定。日本卓球協会は感染防止対策を講じると同時に再度、参加者へ注意喚起を促した。
大会は無観客で、一般、ジュニアの男女シングルスのみが行われる。日本協会は早い段階から選手らに「試合で守っていただきたいこと」を提示。「不要な声出しをしないこと。特に大きな声を出さないこと」や「テーブル(卓球台)を手で拭かないこと」「手で顔を触らないように気を付け、試合後は直ちに手指消毒すること」などを挙げている。
卓球では今大会にエントリーしている東京五輪代表の張本智和(17=木下グループ)の「チョレイ!」を始め、多くの選手が「サー!」「ヨー!」と声を出すが、今年は絶叫系は消えそうだ。
同協会は8日、新たに内閣官房による「感染リスクが高まる5つの場面」をホームページ上に掲載し、改めて注意を促した。