12年ぶりの山形県知事選挙、過去の選挙結果を振り返る 山形県知事選挙2021は1月24日投開票

 任期満了に伴う山形県知事選挙が、2021年1月7日に告示され、1月24日に投開票されます。立候補しているのは無所属新人で元山形県議会議員の大内理加氏、無所属現職の吉村美栄子氏の2人(届出順)です。

初の女性候補同士の対決に!山形県知事選挙2021は7日告示、24日投開票>>

 山形県知事選挙は過去に前回2017年・前々回2013年が無投票となり、今回は12年ぶりの選挙戦となります。女性候補同士の一騎打ちとなった山形県知事選挙の歴史をいくつか振り返ってみましょう。

前回・前々回の知事選は無投票で決着

 2017年2013年に行われた山形県知事選挙は現職の吉村美栄子氏のほかに立候補者がいなかったため、無投票で当選しました。

2009年の山形県知事選挙では現職の吉村氏が当選

2009年に行われた山形県知事選挙では吉村美栄子氏と当時現職の齋藤弘氏が争いました。投票総数は62万9936票(投票率65.51%)で、吉村氏が得票率50.85%(得票数32万324票)、齋藤氏が得票率49.15%(得票数30万9612票)という結果となり、吉村氏が齋藤氏を破って山形県知事に当選しました。

2005年の山形県知事選挙では齋藤弘氏が当選

2005年に行われた山形県知事選挙では本間和也氏、齋藤弘氏、当時現職の高橋和雄氏の3人が立候補しました。投票総数は58万1994票(投票率59.32%)で、最終的には齋藤氏が27万5455票、高橋氏が27万978票、本間氏が3万877票の得票で、齋藤氏が山形県知事に当選することとなりました。

選挙の焦点は

今回の選挙の焦点は、12年間の吉村氏の県政運営への評価がカギとなるでしょう。全国で感染が拡大している新型コロナウイルス対応に関しても判断されることになります。長年の実績を評価されたうえで山形が生まれ変わるのか。それとも新しい知事に交代して新しい山形が作り上げられていくのか。その審判は近く下されることになります。

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