【新型コロナ】横浜は2人死亡、244人感染 患者の区別発生状況も更新

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は8日、市内に住む90代の女性2人が死亡した、と発表した。また、10歳未満~90代の男女244人の感染を新たに確認した。70代の男性2人が中等症、216人が軽症または無症状、26人の症状は不明。165人の感染経路が分かっていない。

 市によると、亡くなった女性の1人は家庭内感染とみられ、昨年12月12日に発症して救急搬送され、陽性が確認されていた。別の90代女性の感染経路は不明で、同29日に発症し、今年1月5日に亡くなった。2人は脳梗塞や心不全などの基礎疾患があったという。

 職員5人が感染した横浜刑務所(横浜市港南区)では、新たに男性収容者2人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。

 市内のクラスター関連では、横浜旭中央総合病院(同市旭区)で90代男性患者1人、元気会横浜病院(同市緑区)で患者や職員4人、有料老人ホームで80代女性1人の感染が確認され、感染者数はそれぞれ7人、86人、39人となった。

 市が7日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。

 ▽鶴見区=863人▽神奈川区=748人▽西区=429人▽中区=897人▽南区=996人▽港南区=622人▽保土ケ谷区=558人▽旭区=579人▽磯子区=478人▽金沢区=437人▽港北区=1090人▽緑区=381人▽青葉区=850人▽都筑区=517人▽戸塚区=644人▽栄区=179人▽泉区=273人▽瀬谷区=219人▽市外=570人

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