上白石萌音が玉森裕太に「ボス恋」主題歌の生歌をおねだり! ミキ・亜生の“マブダチ”アピールには…!?

TBS系で1月12日スタートする連続ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(火曜午後10:00)の特別リモート会見が行われ、主演の上白石萌音、共演の菜々緒、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、ユースケ・サンタマリアが参加した。

オリジナル脚本となる本作は、ファッション雑誌編集部を舞台に、その名の通り「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」という今どきの安定志向の持ち主・鈴木奈未(上白石)が、ドSな鬼編集長や運命的な出会いをする子犬系男子に振り回されながら、恋と仕事に懸命に立ち向かい成長していく胸キュンお仕事&ラブコメディー。バリキャリの鬼編集長・宝来麗子を菜々緒、子犬系カメラマン・潤之介を玉森、奈未の先輩編集者・中沢涼太を間宮、奈未たちが働く出版社の副社長・宇賀神慎一をユースケが演じる。

撮影エピソードについては、上白石が「玉森さんがすごく体を張っていて。最初に2人が出会う橋の上のシーンでは、床が、濡れていて滑りやすくて、あのシーンだけで10回ぐらい転んでいました。それから、海では叫びながら砂浜を何本もダッシュして、ちょっと喉をやられたりしてて、イケメンって大変だなって思いました」と玉森の奮闘ぶりを紹介。すると玉森「雨上がりで滑りやすくて。でも本編では奇麗な走り方になっていました。海のシーンは、本当に奇麗な時間、マジックアワーの時間ってすごく短かったので、結構バタバタで。現場はバタバタしながら、時間との戦いの中で撮りました」と裏話を明かし、上白石も「運動会みたいになってました(笑)。でも、出来上がったシーンを見たら奇麗でした。思い出深いです」と話した。

玉森演じる潤之介のアシスタント・尾芦一太を演じる亜生は、撮影で玉森と「マブダチになった」とアピールし、「『玉ちゃん』『亜生』の仲なので。これ、前世で会ってたんちゃうかって、こんなに呼吸が合った人は初めてです」と主張。ユースケに「そんなこと言いながら亜生くんの目の瞳孔が開いていた。一生懸命作り話をしてるんですよ。前世とか言い出した時点でやばい」とツッコまれると、「本当に仲良くやらせてもらってます。なぁ、玉ちゃん」と玉森に助けを求め、玉森は「僕、結構人見知りが激しい方なんですけど、亜生くんぐらいグイグイ来てくれると、なんか本当にすんなりとね」と仲良くなったことは認めつつ、「でも、前世で会ったって感覚はなかったです」とやんわり否定。亜生は「それくらいフィットしてる! お互いに、無言で一緒にいても耐えられるくらい。熟年夫婦みたいな」と食い下がるものの、すぐさま玉森に「いやっ、違うと思います(笑)」とあしらわれた。

また、ドラマのタイトルの「恋」にかけて、「今年こそ『来い』」と思っている「もの」や「こと」についてトークを展開。上白石は「春、来い」と回答し、「ちょっと真面目になっちゃうんですけど…。やっぱり今大変で、この世の中が早く明るくなってほしいなっていうのと、その中で、ちゃんとこのドラマが無事に春を迎えられますようにっていうことと、またシンプルに寒すぎるっていうこと。現場でみんな震えてるので、早く春になってほしいなって」とその思いを説明。

続けて「この答えを書いた後に思いついたのがもう1つあるんですが、いいですか?」と切り出し、「『生歌、来い!』です。ドラマの主題歌、Kis-My-Ft2さんが歌われます『Luv Bias』。現場にいらっしゃるんですよ、歌っている人が。すごくいい曲で、私、この歌が大好きなんです。それでずっと「歌ってくれ、歌ってくれ」って頼んでるんですけど、全然歌ってくれないので…」と玉森に話を振ると、「いや、だからその時もお伝えしたんですけど、どこか現場にキスマイ7人来てもらって…」と及び腰の玉森に、ユースケは「呼んだら来るよ、それは。見てるか千賀(健永)! 急いで来てくれ、千賀くん」と割って入り、玉森が「もうちょっと時間をかけてしっかりと練習して、7人全員で上白石さんの前で歌わせていただきたいと思います。いつか(笑)」とお茶を濁すと、ユースケが「じゃあ、その時は必ず、こうやってリモートで皆さんにお見せします! 僕も歌いますよ、千賀くんのところを」と悪ノリ。

それを聞いた上白石が「ドラマの男性キャストを7人集めて歌ってもらうのもありかなって思います。ね、菜々緒さん」と菜々緒に同意を求めると、「そうですね、そのパターンは全然ありですね」と同調。間宮が「踊りだけは勘弁してください」と苦笑する中、ユースケが「その時は、女子にも何かやってもらうよ。俺たちだけに赤っ恥かかせてさ(笑) 。 女性チーム7人だけで、とんでもないのやってもらうよ。NiziUの縄跳びダンスとか、すごく難しいやつを」と女性チームに矛先を向けると、上白石が「『Luv Bias』聴いてください!」と話を締めた。

さらに、亜生は「玉森!来い」と回答。「玉ちゃんとはLINEも交換してるんですよ。連絡もちょくちょく取り合っていまして、家も知ってます! 年越しもずっと連絡してたんですけど。それで『ほな、そろそろ家行っていい?』って聞いたら、そこから既読スルーなんです」とやりとりを明かすと、ユースケに「一気に距離を詰めすぎ」とたしなめられ、上白石は亜生から、玉森の連絡先を聞いたという話を聞き、「玉森さんに『結構しつこく来るんですか?』って聞いたら、すごい複雑そうな顔して『うん』ってうなずいていた」と報告。

それでもめげない亜生は「行かせてよ! 家に。家から一緒に遊びに行こうよ! 共通の趣味があるんですよ。釣り。それで誘ったら『いいよ』って言ってくれて。でも、現地集合、現地解散なんですよ。僕は1回玉ちゃんの家に集合してからか、玉ちゃんが僕の家に迎えに来てくれるか。そうしたいのに、全部現地で用事を済ませたら終わりみたいな…都合のいい女みたいに扱われてるんです。もっと一緒にいたいのに!」とエピソードを暴露。玉森に「僕、人を家に入れるのが、すごく嫌で。だからその連絡ばっかりくるので、そろそろ連絡先ブロックしようと思っています。時間の問題かな」と拒絶されるものの、「来てもらってもいい、僕の家に。今年こそは僕が行くか、玉ちゃんが家に来るか」と食い下がっていた。

そのほか、菜々緒は、適当に見えて場を盛り上げてくれる「ユースケさんの適当さ!」、玉森は、「いつかそういう人が来い!」という意味で「運命の人」、間宮は、今年こそはと「阪神タイガース優勝」、久保田は乗馬をはじめたので「馬に乗る日が早く(来い)」、ユースケは、最近声がかからないので「CM(2、3本)」と答えた。

出演者同士の掛け合いで終始盛り上がっていた会見。上白石は「今日感じていただけたかもしれませんが、本当にすてきなチームで、大好きなんです。ただ現場にいるだけで元気になれますし、『明日も早く現場に行きたいな』って思えるようなそんなチームです。なので、この優しさやほっこりした感じが、画面越しに皆さんに伝わるといいなと思います。いろんなことが簡単じゃなくなってしまった時代に、1回頭を空っぽにして、何も考えずに楽しんでもらえる1時間を毎週火曜日にお届けできるように頑張ります」とあいさつし、会見を締めくくった。

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