ベトナム戦争時、大スクープの裏

「勝手に持ち出し複写」米紙報道

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 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は7日、84歳で死去した元同紙記者ニール・シーハン氏がベトナム戦争を巡る米国防総省の秘密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を入手し、世紀のスクープをした経緯を明らかにした。情報源の自宅から文書を勝手に持ち出してコピーしたという。

 情報源も勤務先から文書を持ち出しコピーしていた。スクープ後に再会した際、情報源が「あなたも文書を盗んだんだな」と言うと、シーハン氏は「私もあなたも盗んでいない。文書は米国民の財産だ」と語ったという。

 シーハン氏は2015年、自らの存命中は報道しない条件で、経緯を同紙記者に語った。