<レスリング>全日本女子チームが東京・味の素トレーニングセンターで今年初の合宿スタート

 東京オリンピックの代表内定選手と予選出場選手を含めた女子の全日本チームが1月8日、東京・味の素トレーニングセンターで今年最初の合宿をスタート。22選手がスパーリングなど約2時間、汗を流した。

 7日に首都圏の1都3県に緊急事態宣言が再発令されたばかり。昨春の緊急事態宣言のときは同所も完全閉鎖されたが、今回は使用可能ということで予定通り実施した。参加選手とコーチはPCR検査を受けて陰性を確認するとともに、センター内では感染予防対策に万全を期しての参加となる。感染への懸念から参加しないことも認め、合宿最終日の13日にも検査を受ける。

 内定・予選出場選手では、53kg級の向田真優(ジェイテクト)が所属の判断で不参加だったが、他の5選手は参加。全日本選手権優勝選手も多くが参加し、実力アップをはかった。

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