RIZIN“無敗”のシバター “上から目線”で朝倉海にアドバイス

シバター

人気ユーチューバーのシバター(35)が昨年末の総合格闘技イベント「RIZIN.26」で堀口恭司に1回KO負けを喫し、ベルトを失ったRIZINバンタム級前王者の朝倉海(27)を自身のユーチューブチャンネルで諭した。

シバターはタイトル「朝倉海に教えたい」で動画を投稿。

画面に現れるなり「はい、どーも。RIZIN無敗のシバターです」と強者の振る舞い。朝倉海が自身のチャンネルで敗戦を振り返る動画をアップしていることに触れ「RIZIN無敗の僕、シバターが思うところがあったので、動画にして伝えようかと」と続けた。

朝倉海が早期復帰とRIZINベルト奪還を目標に掲げていることにシバターは「ちょっと、焦りすぎだな。焦りすぎだな、海な。けがはきっちり治したほうがいい。ゆっくりしっかり治そう」と戒める。本人が感じている以上のダメージの蓄積などを心配している。

ベルト奪還にも「今回の敗戦はデカいよ。すごいズバリの言い方すると、10回戦ったら、9回、堀口恭司が勝って、1回、朝倉海が勝つ。大きな差」と練習環境や周囲のサポートも含めて、差があると指摘。その差を逆転するには「海外に行くしかない。朝倉兄弟の素質はすごいけど、練習環境がまだ未熟と言うか、ちゃんとしていない」と話した。

「もちろん、普段練習している相手は素晴らしい、日本のトップ選手だけど、それとはちょっと質が違うんだよね。〝意識する方向の違い〟というか。朝倉海が今後、格闘家として舵を切らなければいけないのか、はっきり表れた試合だったと思う」とした。

「もう1度言うけど、試合をしたい気持ちは分かる。勝って自信を取り戻したいという気持ちは分かる。だけどそれではいまより上に行けない。ケガはきちんと治す。練習環境を変えたほうがいい。アメリカなりブラジルなり行ってね。それをしないとUFCなんて、とてもとても。かつて堀口恭司が『クレイジービー』を出て、アメリカに行ったように。そろそろ決断の時が来たんじゃないかな。とRIZIN無敗のシバターは思いました」と厳しい言葉を投げかけた。

最後には「パチンコでもゆっくりやるか? まずはゆっくり休もうぜ」。

ちなみにシバターは朝倉海と1度、エキシビジョンで対戦し、圧倒的にボコボコにされている。

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