経済失敗「欠陥と原因を深刻に分析」…北朝鮮党大会

北朝鮮の平壌で8日、朝鮮労働党第8回大会の第4日会議が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。会議では、第1の議案「朝鮮労働党中央委員会の活動総括」に対する討論が行われた。

李日煥(リ・イルファン)、金徳訓(キム・ドックン)、朴正天(パク・チョンチョン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、李善権(リ・ソングォン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、文景徳(ムン・キョンドク)、朴鉄民(パク・チョルミン)の各氏が討論した。

金正恩党委員長は、開会の辞で「欠陥を大胆に認めて断固たる対策を立てねばならない」としながら、過去5年間の経済政策が失敗したことを認めた。

各討論者は、金正恩氏の主張に同意する形で、「第7回党大会の決定貫徹のための自分の部門、自分の単位の活動で収められた成果と経験に言及し、現れた欠陥と原因、教訓を深刻に分析、総括した」という。

また、「自分の部門の欠陥が冷静に批判されたし、活動家が難関の前で敗北主義、ことなかれ主義に陥って責任をもって働かないなら、党の決定が正しく貫徹されず、発展と革新が成し遂げられないという教訓が深刻に分析された」という。

そのうえで、「新しい抱負と理想を実現するためにいつも苦心し、主導性、創意性と進取的な仕事ぶりで全ての活動を力強く推し進めるための実践的方途について述べ、党と革命、祖国と人民のために奮励努力するという固い決意を厳かに披歴した」という。

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