シーバスルアーは食ってるエサに合わせて選ぼう! オヌマン流の「マッチザベイト」ルアー6種を紹介!

小沼正弥(おぬま・まさや)さん。

シーバスはベイト(小魚)の群れに着いていることが多い魚。そのベイトの種類やサイズ感に応じてルアーを選ぶのがいわゆる「マッチ・ザ・ベイト」の考え方です。その時シーバスが狙っているのがボラなのか、イワシなのか、はたまたコノシロなのか…「職業釣り師」として知られる小沼正弥さんがさまざまなベイトに合わせた6パターンのルアーを紹介!

シーバスゲームに必須の思考法「マッチ・ザ・ベイト」

ベイトの存在がシーバスの動きを左右する!

シーバスアングラーがシーバスを釣りたい! と考えたときに、何よりまず最初に頭をよぎることは「どこに魚がいるのか?」ということ。

しかし海は広く、闇雲にルアーを投げても魚に気づいてもらえるとは限りません。

そこで重要なのがベイトフィッシュ(エサとなる小魚)の存在。

シーバスの主なエサであるボラやイワシ、コノシロなどの群れの近くにはシーバスがいる可能性が高いと考えられます。

そして、そのベイトに合わせてルアーをチョイスしていくのがシーバスゲームのいわゆる「パターン」を組むということなのです。

水面に見える魚の群れ。この種類やサイズ感から使うルアーを絞り込んでいこう。

オヌマンこと小沼正弥さんのベイトに合わせたルアーチョイス!

小沼さんは釣りを生業とする「職業釣り師」として、日々全国のフィールドを飛び回っているアングラーです。

小沼正弥(おぬま・まさや)さん。

そのスタイルは非常にストイックで、長らく業界のトップシーンを走ってきた大エキスパートでありながら、今なお日々の鍛錬を怠らないまさに「肉食系」。

先日ルアマガプラス上で実施された超ハードな24時間耐久シーバスゲーム「シーバス24バトル」第1戦でも、長きにわたる試合時間をものともせず、みごと華々しい勝利を勝ち取りました。

あくまでも本気で釣りに向き合い続ける小沼さんだからこそ、プロデュースしたルアーが多くの釣り人に信頼され続けているんです。

今回はそんな小沼さんのベイトに合わせたルアーチョイスをご紹介します!

ベイトにマッチさせるためのオヌマン6チョイス

【ボラ】群れを率いるリーダー格が出す波動を完全再現!

モアザン バーストアッパー 140F

ボラの出す波紋をイメージして、ストップ&ゴーで使う水面攻略用のルアーです。

モアザン バーストアッパー 140F(DAIWA)

ストップ&ゴーの「ストップ」、つまりステイがとても重要だと小沼さんは言います。

ボラのリーダー格の出す波紋を観察、それに合わせて設計したド直球のボラパターン用トップがこの「バーストアッパー140F」です。

【アユ/ボラ】誰でもイレギュラーアクションが出せるペンシル

モアザン トリックアッパー 105F

トリックアッパーのコンセプトは「誰でも釣れるトップ」。

モアザン トリックアッパー 105F(DAIWA)

初夏や秋など、稚アユが表層に浮いてくるようなハイシーズン、特にデイゲームがメインの出しどころ。

誰が使ってもイレギュラーに暴れつつ、シーバスが好むバブルを発生させながらアクションします。

【サヨリ】警戒心を与えない細長いビッグベイト

モアザン シャローアッパースリム 160F-SSR

サヨリパターンにマッチするのがこの「シャローアッパースリム」。

モアザン シャローアッパースリム 160F-SSR(DAIWA)

160mmと長いルアーですが、細身に作られているので必要以上に警戒心を与えないようになっています。

アクションはストップ&ゴー。ロングシルエットで気付かれやすいので、小沼さんは初めて行く場所でもよく使うそうです。

【マイワシ】どこでも使えるオーソドックスなシンペン

モアザン スイッチヒッター 85S

「スイッチヒッター」は湾奥や小〜大規模河川、干潟など、場所を選ばず使えるシンキングペンシルです。

モアザン スイッチヒッター 85S(DAIWA)

デイ・ナイト関係なく使えるのが特徴で、アクションは流れを受け不規則にバランスを崩すスラローム系。

ヨタヨタと泳ぐイワシをトレースすることができます。

【コノシロ/ハタハタ】ビッグシルエットで大型ベイトフィッシュに対応

モアザン モンスターヒッター 156S

シンキングタイプなので、小沼さんはレンジを入れ込んで見せることができるビッグベイトとして使います。

モアザン モンスターヒッター 156S(DAIWA)

コノシロパターンや、東北のハタハタパターンなどでもランカーサイズがよく釣れるとのこと。

サーフの離岸流に乗せたドリフトで喰わせるパターンもあるそうです。

【マイワシ/コノシロ】足場の高いショアゲームならロングビルを使用

ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR

ショアからの釣りで、漁港や磯場など足場が高い場所でよく使うというロングビルミノーです。

ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR(DAIWA)

長いリップを活かして最大2mまでダイブ、足元までしっかりレンジを入れて誘うことができるのが特徴です。抜群の飛距離も大きな魅力!

【ちなみに】オヌマン流のルアーカラーの選び方は?

小沼さんのボックスでよく見かけるチャートカラーのルアー。

小沼さんはチャートカラーが好き?

小沼「濁っている場合だけですよ! こればっかり投げているわけではありません! 低水温期の水が澄んでいるときはクリア系カラーがよく釣れます」

シーバス釣りがわかりやすい! 小沼さんの「オヌマンch」はこちら

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