松山英樹 パット絶不調で通算2オーバー単独最下位に転落

パットが絶不調の松山

【ハワイ州カパルア8日(日本時間9日)発】米ツアー「セントリー・チャンピオンズ」2日目(カパルアリゾート・プランテーションC=パー73)、37位から出た松山英樹(28=LEXUS)は1バーディー、3ボギーの75とスコアを落とし、単独最下位となる2オーバーの42位に後退した。首位はハリス・イングリッシュ(31=米国)で14アンダー。

初日に続き、松山はグリーン上で苦戦した。9番パー5で2メートルのチャンスを逃がして折り返すと、11番パー3では1メートルのパーパットがカップに嫌われボギー。16番パー4では1・5メートルのバーディーパットがカップの左を通過した。

平均パット数(パーオン時)は1・96で、順位と同じく最下位の42位。本人の感触は決して悪くはないようだが、結果にはつながらず「何か原因があるからこうなっているんで、残り2日で見つけられるようにしたい」と話した。

ショットも決して好調とはいえず、パーオン率は69・4%の38位。「何もうまくいかなかった」。この日のオーバーパーも、2日間通算のオーバーパーも一人だけとなっている。

この試合は昨季のツアー優勝者のみが出場するエリート大会。新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合数が少なかったため、今年は昨季の最終戦「ツアー選手権」(昨年9月)進出者も出場している。

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