【WWE】中邑真輔がガントレット戦で快進撃も王者レインズの策略で王座挑戦権届かず

ダニエル・ブライアン(右)にキンシャサを決める中邑真輔

【フロリダ州セントピーターズバーグ8日(日本時間9日)発】WWEのスマックダウン大会が配信され、〝黒いロックスター〟中邑真輔(40)が、PPV「ロイヤルランブル」でのユニバーサル王座挑戦権をかけたガントレット戦に出場。3連勝の快進撃を見せたが、王者ローマン・レインズ(35)の策略にハマり、屈辱の敗戦を喫してしまった。

オープニングに登場したレインズ(withジェイ・ウーソ、ポール・ヘイマン)が、プロデューサーのアダム・ピアース(42)を呼び出して不満を爆発させると「俺をバカにしてるだろ?」と因縁をつけてガントレット戦出場を強要した。

ガントレット戦で3番目に出場した中邑が、レイ・ミステリオをアーム・バーで捕まえてタップ勝ちを収めると、続いて登場したキング・コービン(36)をカウンターのキンシャサで沈めてピンフォールを奪取。さらに先週のタッグ戦で敗れているダニエル・ブライアン(39)とアーム・バーの取り合いや激しい打撃の攻防を展開し、最後は必殺のキンシャサでとどめを刺し勝利した。

試合後に中邑とブライアンが握手を交わしてお互いの健闘を称えているところに、レインズらに連れられてピアースが登場。リングに上がったレインズ&ジェイが2人掛かりで中邑に暴行を加えて沈めると、ジェイはスーパーキックでKOしたピアースを中邑の上に載せて強制的に3カウント。レインズはピアースを無理やりガントレット戦の勝者にし、倒れこんだ中邑を見下ろして不敵に笑った。

はたして中邑の反撃はあるのか。PPV「ロイヤルランブル」は日本時間2月1日にWWEネットワークで配信される。

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