K―1武尊V2戦 まさかの2度目の延期に 天心戦実現へ勝利義務付けられていた

またも計算が狂った武尊

K―1実行委員会は9日、24日の東京・国立代々木競技場第一体育館大会「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~」を協議の上、延期すると発表した。

代替日程・会場は調整中。チケット情報についても後日発表する。延期の理由は公表されていないが、7日に1都3県に発令された緊急事態宣言が影響したとみられる。

同大会ではスーパーフェザー級王者・武尊(29)が、レオナ・ペタス(28)を迎え撃つV2戦が予定されていた。このタイトル戦はもともと昨年11月3日の福岡大会で組まれていたが、王者が同10月に左拳を負傷し今回にスライドされた。その注目の大一番がまさかの2度目の延期となった。

武尊は昨年大みそかの「RIZIN」さいたま大会に来場し、〝神童〟那須川天心(22)とのドリームマッチ実現への決意を語っていた。

さらに、親交のある〝プロレスの天才〟武藤敬司(58)が、ノアのGHCヘビー級王座に挑戦(2月12日、日本武道館)すると決まったことについて「いい形でつなぎたいです。次はチャンピオン同士として会いたい」と本紙に話していたばかり。今後への影響も大きそうだ。

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