連ドラ主題歌決定で“追い風”が吹きそうな藤井風

シンガー・ソングライターの藤井風の新曲「旅路」が、21日にスタートする女優の高畑充希主演のテレビ朝日系ドラマ「にじいろカルテ」の主題歌に決定した。

各メディアによると、主題歌「旅路」は、藤井自ら撮影現場を訪問し、キャストやスタッフ陣と触れ合い、台本を読み込んだ上で制作。

ドラマの主題歌を担当するのは初めて。「この作品を、この作品を生きる皆さんを、作品に触れる皆さんを、後ろからそっと見守って、時々ふわっと包み込んでくれるような、そんな音楽になっていたらいいな」と曲に込めた思いを明かしているという。

「藤井はすでに10年以上前からYouTubeにチャンネルを開設し、登録者は60万人を突破。高畑も昨年の春から藤井の活躍に注目しており、初のコラボを喜んでいるというから、撮影に臨むモチベーションが上がりそう」(テレ朝関係者)

岡山県出身の藤井は、幼少期よりジャズ・クラシック・ポップス・歌謡曲・演歌など、あらゆる音楽を聴いて育ちミュージシャンを志すようになった。

12歳の時に父の「これからはYouTubeの時代」という言葉により、実家の喫茶店で撮影したピアノカバー動画をYouTubeにアップ。以後、YouTubeでの活動を続けてきた。

2019年初春に上京。11月に初の音源「何なんw」を配信限定でリリース。2020年、Spotifyに今年躍進を期待するアーティスト「Early Noise 2020」に選出された。

同5月18日にはYouTubeが人気で話題の新しいアーティストを紹介し、世界各地で定期的に実施するキャンペーン「Artist On The Rise」に日本人初アーティストとして選出されるなど、デビュー2年目にしてブレイクの兆し。

同9月22日にはテレビ朝日系「報道ステーション」で特集され、翌月に初の日本武道館公演を開催した。

181センチの長身で米津玄師のようなビジュアル。ドラマが話題になれば、主題歌も自然に注目されそうだ

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