レギュラーを奪い取れ！ 巨人・元木大介ヘッドコーチ（４９）が９日、新年一発目の下克上指令を発した。
この日、大阪府内でトークショーを行った元木ヘッドがあえて名指しで奮起を求めたのが、５年目の松原聖弥外野手（２４）だった。
「頑張ってほしいよね。丸と梶谷、外国人がいて去年頑張って『あれ？』って思われないように。腐らないように。気持ちはよく分かる。丸、梶谷を追い抜く気持ちでやらないと。今のレギュラーの足を引っ張る、引きずり下ろすくらいにやってくれないと困る」
昨季途中から右翼に定着したが、同じポジションにＦＡで梶谷隆幸外野手（３２）が加入し、左翼候補にメジャー通算９６本塁打を誇るエリック・テームズ内野手（３４＝前ナショナルズ）も加わった。中堅には丸佳浩外野手（３１）が控えているだけに、外野で定位置を確保するのは至難の業だろう。
また、２度の骨折で出場１０試合にとどまった小林誠司捕手（３１）にも「去年、何もやっていないから誠司の〝返し〟が欲しいよな。『大城に負けてたまるか！』と」とハッパ。来月から始まる春季キャンプで、元木ヘッドはナインの猛アピールを待ち望んでいる。
