【DDT】〝荒鷲2世〟坂口征夫が大暴れ! タッグ王座初防衛後にユニバ王者・上野を急襲

樋口(左)との豪快な合体攻撃を高尾(中)に決めた坂口征夫

DDTの9日・後楽園ホール大会で〝荒鷲2世〟こと坂口征夫(47)がリング内外で大暴れした。

まずはセミで樋口和貞(32)と持つKO―Dタッグ王座V1戦に臨んだ。CIMA(43)と高尾蒼馬(32)組のスピードに乗った猛攻に苦しむ場面もあったが、走りこんできた高尾を巧みに捕獲して蛇のように絡みつき、スリーパーホールド絞め落とすことに成功。圧巻の勝利を見せると「難敵中の難敵。動きのすごさを味わった」と振り返った。

試合後は竹下幸之介(25)、MAO(23)から挑戦表明され、2月23日の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会でのV2戦が決定。「死に物狂いでかかってこい。挑戦するならもっとピシッと現れてこい」と切り捨てた。

さらに続くメインで翔太(32)を下してV2に成功したユニバーサル王者・上野勇希(25)から指名され、2月14日のカルッツかわさき大会での挑戦が決定した。

「一番挑戦者として呼んではいけない人間を呼んだんだよ。そのニヤニヤした面、絞め落としてやる。やってやるぞ」と不気味な笑みを浮かべると、その後バックステージで記念撮影をしていた上野に〝テロ行為〟を敢行。静かに背後を取るとチョークスリーパーで絞め落として「こういうことだよ、呼んだらいけないっていうのは! 楽しみにしとけよ」と話した。

狂気振りまく荒鷲2世が、このままDDTを混とんに導くのか――。

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