さんま 紅白司会を完全にあきらめる「大泉洋が叩かれるんやったら…」

明石家さんま

明石家さんま(65)が9日、毎日放送ラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、昨年末のNHK「紅白歌合戦」の感想を語った。

正月休みはオーストラリアで過ごすのが恒例となっていたが、昨年末は新型コロナの影響で国内で年越ししたさんま。「30年ぶり」にオンタイムで紅白を見たというが、「9時から(放送)やと思ったんです。俺らの時代はレコード大賞が31日にあって、レコ大をとった人が車で移動して、ほとんどトリやってたんで」と冒頭部分を見逃したという。

「その前何やってんのやろ、と思ったら五木ひろしさん(が歌ってた)。びっくりして」と振り返ったが、やはり注目したのはMC陣。

今年は白組司会を大泉洋が務めたが、さんまは「頑張ってやってても〝賛否両論〟とかニュースになんねんな。いや、あんだけちゃんとやっててなあ。賛否ってどの水準で何を…。一生懸命頑張って、フォローしてやってたよ。なのに『あれでは』って言うやつが出てくる。大変やなあとか思いつつ」と同情した。

その上で司会は「あきらめよう」と改めて思ったという。さんまは「大泉であれだけ叩かれるんやったら、俺はほとんど叩かれるなと思って。滅多打ちに遭うなと、やってしまえばな。滅多打ちに遭うような気がしました」と分析した。

さんまは1日のフジ系「爆笑!ヒットパレード」で「『紅白』のスタッフから『日本にいらっしゃったら、紅白の司会を』ってずっと前から言われてんねん」と告白。だが、昨年末は日本にいたにもかかわらず「無視。俺を無視。今まで話がなかったかのように」と今回はオファーがなかったと明かしていた。

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