難しい問題に頭を悩ませている。ヤクルトの高津臣吾監督(52)は9日、埼玉・戸田市の戸田球場で新人合同自主トレを視察。新型コロナウイルスの陽性判定を7日に受けた村上宗隆内野手(20)について言及した。
指揮官は「感染したことは事実だが、予防をしていても感染してしまうのがこのウイルス」と話し「しっかり休んで、どういう状態でキャンプを迎えるかが大事だと思う」と若き主砲を気遣った。村上と濃厚接触者に認定された青木ら5選手は現在、隔離生活中だ。
約3週間後には春季キャンプがスタート。高津監督は「現状どんな感じなのか。体力的には部屋で隔離されているので報告するのも難しいかもしれないが、そういうところもしっかり見極めて(キャンプの)人選をしていきたい」と話した。