青木真也また大放言「猪木 vs 馬場と同じ…武尊 vs 那須川はやらないのがいいんです!」

22日に今年のMMA初戦に臨む青木真也

マット界の炎上王・青木真也(37)が新年早々、毒ガスを噴射だ。シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」シンガポール・インドアスタジアム大会(22日)で総合格闘技(MMA)戦に出陣し、ジェームズ・ナカシマ(32=米国)と対戦する。〝バカサバイバー〟は最初こそ機嫌良く試合への意気込みを語っていたが、いつも通りその舌鋒はあらぬ方向へ…。

――昨年10月の江藤公洋(32)戦以来のMMA戦だ

青木 正直、受けたくなかった。生活に困窮して断れなかったというのが現実です。離婚で口座は差し押さえられたまんまだから、買い物すらままならなくて…(以下、愚痴は割愛)。

――どんな相手なのか

青木 〝しょっぱいレスラー〟タイプです。

――膠着をいとわず勝ちを取りに来るということか。一番、厄介だ

青木 そうなんですよ。でも、そこは大仁田厚(63)戦で学んだ邪道魂で戦います。納谷幸男を輝かせた邪道魂を、シンガポールで見せたい。それを手土産に「MEGA」に乗り込む。

――首都圏1都3県を対象にした緊急事態宣言が発令。24日に予定されたK―1の年間最大興行「K’FESTA4」が延期になるなど、格闘技界にも影響が出ている

青木 コロナって怖いですね、のひと言がすべてだよ。K―1に関しては仕方ない。「K’FESTA」は(国と埼玉県が自粛を求めるもさいたま大会を強行開催した)去年3月のこともあるし。俺がみんなに言えるのは「会食は良くないぞ」ってことだけだ。

――選手の立場で興行の中止というのは

青木 やらないと困る。でも団体ももう、どこも余裕がないからなあ。共存していくしかないんじゃないかな。そんなことよりK―1と言えば、年末の武尊(29)だろ。

――昨年のRIZIN大みそか大会を訪れ、那須川天心(22)戦の実現を誓った件か

青木 難しいよね。やるにしてもルールやら場所やら体重やら、いろんな綱引きがあるだろうから、結局、時間切れになっちゃう気もするなあ…。そのほうがいいのかなっていう気もするし。

――やらないほうがいいと

青木 それはそうでしょ。猪木VS馬場と同じですよ。みんな見たいけど、やらないのがいいんです。武尊は那須川よりプロレスに一瞬でも来たほうがいいよ。ムーンサルトもできるじゃん。絶対そっちのほうがいい。あと大みそかは俺的には平本蓮(22)が一番グッと来た。

――MMAデビュー戦で萩原京平(25)に敗れたものの、舌戦も含め話題を振りまいた

青木 そう。平本蓮は村上(和成)会長ですよ。やられっぷりがいい。村上会長に学ぶことが多いから研究したら伸びると思います。

――最後に今年の抱負をお願いします

青木 (DDTの)KO―D(無差別級王座)でしょ。それと東スポプロレス大賞の技能賞。そして最後はニュージャパンだ!

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