山口東京理科大学が個別入試を中止、東京外国語大学は試験時間を午後に繰り下げ発表

山陽小野田市山口東京理科大学は2021年度一般選抜で2月25日の前期日程、3月8日の公立大学中期日程の個別学力検査を中止し、大学入学共通テストの結果で合否判定することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大のリスクを避けるための措置で、個別入試の中止は公立大学で初めて。国立、私立大学を含めても横浜国立大学に続いて2例目になる。

山口東京理科大学によると、個別入試は工学部が山口県山陽小野田市の同校と福岡県、広島県など山口県以外の6県、11カ所の学外試験場、薬学部が同校と山口県以外の6県、7カ所の学外試験場で開催を予定していたが、取りやめる。

合否判定は大学入学共通テストの結果で行い、個別入試取り止めに伴って工学部前期日程B方式の数学、理科、工学部応用科学科の公立大学中期日程で数学の配点に変更がある。

その他、東京外国語大学は新型コロナ感染防止対策として、2月25日の言語文化学部、国際社会学部、国際日本学部の前期日程試験、3月12日の国際社会学部の後期日程試験で可能な限り多くの受験生が日帰りできるよう試験開始時間を午後に繰り下げる。

これに伴い、言語文化学部、国際社会学部、国際日本学部の前期日程試験では英語の問題数を減らして試験時間を150分から90分に短縮する。

参考:

【山口東京理科大学】受験生の皆さんへ 一般選抜に関する重要なお知らせ(2021/1/8)(PDF)

【東京外国語大学】2021年4月入学者向け選抜試験(学部一般選抜)の実施方法について(PDF)

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