「朝鮮式社会主義建設を新たな勝利へ導く偉大な闘争綱領」 祖国の自主的統一と対外関係発展のために

 「労働新聞」の報道によれば、金正恩党委員長は党大会報告の3体系で、祖国の自主的統一と対外関係発展のための重要な問題について言及した。

 報告は造成された形勢と変遷した時代の要求に合わせて対南問題を考察し、北南関係に対するわが党の原則的立場を闡明した。

 報告は北南関係は板門店宣言発表以前に立ち戻り統一の夢は彼方に遠ざかったとの認識を示し、その原因が南朝鮮における軍事的敵対行為と反共和国謀略騒動にあり、北南関係改善の展望は不透明であると指摘した。

 報告は北南関係に対する原則的立場を明らかにした。

 南朝鮮当局による、防疫協力、人道主義協力、個別観光を非本質的問題と一蹴し、先端軍事装備搬入と米国との合同軍事演習を中止しなければならないとのわれわれの警告に顔を背け、朝鮮半島の平和と軍事的安定を保障することについての北南合意履行に逆行していると指摘した。

 報告は、現時点で南朝鮮当局に以前のように一方的に善意を見せる必要がなく、われわれの要求にこたえた分だけ、北南合意を履行するために動いた分だけ相手にしなければならないと強調した。

 金正恩委員長は報告で対外関係を全面的に拡大発展させるための、わが党の総的方向と政策的立場を闡明した。

 報告は対外事業部門で堅持すべき原則的問題について明らかにした。

 自主の原則の堅持、国家の正常的発展権利を守るための外交戦、革命発展の基本障害物、最大の主敵である米国を制圧して屈服させることに焦点を合わせて行なわなければならないと、報道は指摘した。

 報告は米国で誰が執権しても、米国という実体と対朝鮮政策の本心は絶対に変わらないと指摘、対外事業部門で対米戦略を策略的に樹立して反米自主力量との連帯を引き続き拡大発展させることについて強調した。

※金正恩委員長委員長の党8回大会報告の体系別骨子の紹介は3体系で終え、4体系の党事業の強化発展のためにーは割愛する。(了)

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