【シードリング】中島安里紗&高橋奈七永が新コンビでタッグ王座取り始動

中島(右)と組んでタッグのベルトに挑戦したいと直訴した高橋奈七永(左は藤本つかさ)

11日の女子プロレス「シードリング」東京・後楽園ホール大会で、中島安里紗(31)と藤本つかさ(37)の名コンビ「ベストフレンズ」が新局面を迎えた。

メインで行われた「中島安里紗15周年記念スペシャルマッチ」で2人は、ビヨンドザシータッグ王座を保持する「鬼に金棒」の世志琥(27)、Sareee(24)組と対戦。序盤から相手の絶妙なコンビネーションにてこずり、中島が集中攻撃を浴びて追い詰められた。

しかし中島がSareeeにジャーマンを連発するなど流れを引き寄せ、最後はD×D(変型ハーフネルソンスープレックスホールド)でとどめ。鬼に金棒の結成以来初黒星を与え、昨年11月に同王座を奪われた雪辱を果たした。

試合後のリング上で中島が「タッグの借りはこれで返したぞ。16年目は新しいことをじゃんじゃんやっていきたい!」と語ると、左足の手術による長期欠場から昨年12月に復帰したばかりの高橋奈七永(42)が登場。「新しいこと? すごいいいと思う。その心意気。よし中島、一緒にベルトを取りにいこう!」とタッグ王座取りを呼びかけた。

これまで浮気することはあっても、浮気されたことがない藤本が「解散はしないよね?」と心配する中、中島はベストフレンズ解散は否定しながらも「新しい景色をシードリングにも女子プロにも、高橋奈七永となら見せられると思う」と要請を受諾。注目の新コンビになりそうだ。

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