南キャン・しずちゃんコロナ療養中 相方・山ちゃんは東京ドームで一人「よさこい総踊り」

無観客の東京ドームで、ひとりでよさこいを披露した山里亮太

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(43)が11日、今年オンライン開催となった1月恒例イベント「ふるさと祭り東京―日本のまつり・故郷の味―」のフィナーレに登場。ビデオ会議サービス「Zoom」でつながった200人と「よさこい総踊り」を披露した。

会場の東京ドームで1人、演舞するその姿は実にシュール。踊り終えた本人は「緊張しましたけど、祭りの楽しさ思い出しましたね。あとホントにもう、なんかつながれてる感じはするんですよね」と満足そうだった。

山里は千葉出身だが、もともと高知が好きで、現地でよさこい祭りに参加し、すっかりとりこになったという。「目の前で見た時の迫力とその熱量? あとみんなが高知が好きで仕方がないっていうその気持ちをどう表現したらいいんだろう、〝よし! 踊ろう!〟みたいな」。現在「高知県観光特使」「よさこい宣伝部長」を務めている。

MCを務める「キャイ~ン」のウド鈴木は「『南海キャンディーズ』でもあり〝よさこいキャンディーズ〟でもあるんだ!」とひと言。山里は「新しいコンビ就任しました。ちょっと相方、病床に伏せてるんで何とも言えませんが」と、新型コロナウイルスに感染し自宅療養中の山崎静代をネタにした。

〝よさこい愛〟をあまりにアツく語るので、MCのフジテレビ小澤陽子アナはつい、よさこいで音を出す「鳴子」を「なると」と言い間違え。熱い山里に「『なるこ』ね。『なると』だと渦巻いちゃうから」と突っ込まれた小澤アナは、顔を両手で覆って赤面だ。

さらに山里は〝推しチーム〟を挙げ「そうやって一つひとつの好きなチームを声に出して、じゃあ今度はいざ高知の本番で見ようと思って、次に土佐を目指してくれれば、それで十分です」と力説。これに天野ひろゆきが「前さ~山ちゃん、AKBの時そんなこと言ってなかった?」とツッコミ。AKB48ファンで知られ、選抜じゃんけん大会の主審を3年連続で務めた山里は「あの熱量がそのまま高知にきましたね~」と答えていた。

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