12日の天気 西日本は午前中は山地を中心に大雪のおそれ  東・北日本は午後から広く雨や雪に

 きょう12日(火)は西日本では午前中は広く雪や雨で、山地を中心に大雪のおそれがある。一方、東日本や北日本では午後から雨や雪の範囲が広がる見通し。

西日本は太平洋側では晴れ間も

 午前5時現在、西日本は広い範囲で雨や雪となっているが、この雨雲や雪雲は次第に東へと離れていく。午前中は雲が多いものの、午後には太平洋側を中心に晴れ間の戻る所がありそうだ。ただ、日本海側では雲がとれにくく、一部、午後まで雪の残る所がある見込み。

関東は午後は再び広く雨や雪に

 午前5時現在、東日本にはほとんど雨雲や雪雲はかかっておらず、一部で雪が降っているくらいとなっている。ただ、西日本には雨雲があり、これが次第に東日本にかかる見込みだ。東海の雨や雪は昼前後までで、関東では昼過ぎから再び広く雨や雪となりそうだ。
 一方、北陸では夕方以降、広い範囲で雨や雪となり、雷を伴う所もある見込み。積雪の多い所では、なだれや落雪が起きやすくなるため、注意が必要となる。

北日本も午後は日本海側を中心に雪

 東北も午前中は太平洋側を中心に雪や雨となるが、午後は日本海側で雨や雪の範囲が広がりそうだ。北海道も、午後から徐々に雪の範囲が広がる見込み。

全国的に厳しい寒さ 万全な寒さ対策を

 日中の最高気温はきのうと比べると高い所はあるものの、それでも10℃に届かない所が多くなる。特に東日本や北日本では晴れる所が少なく、より一層、寒さが身に沁みそうだ。

(気象予報士・多胡 安那)

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