【柔道】ワールドマスターズが開幕 女子57キロ級・芳田司が優勝

芳田司

柔道の世界ランキング上位者らで争う国際大会「ワールドマスターズ」(カタール・ドーハ)が11日、開幕した。女子57キロ級決勝で、東京五輪代表の芳田司(25=コマツ)がサラレオニー・シシケ(22=フランス)を下し優勝した。延長の末、寝技で一本勝ちした。

女子48キロ級は、東京五輪代表の渡名喜風南(25=パーク24)が準決勝で世界選手権2連覇中のダリア・ビロディド(20=ウクライナ)に5度目の対戦で初めて勝利したが、決勝でコソボの選手に一本負け。女子52キロ級の志々目愛(26=了徳寺大職)も決勝でフランス選手に一本負けした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本勢にとっては昨年2月以来の国際大会。出発前後に複数回のPCR検査を行い、現地では外部との接触を遮断するなど、感染防止対策を講じている。

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