〝レアルの未来〟4選手に移籍の可能性 久保建の去就にも影響か

MF久保建英

スペイン1部ヘタフェでデビューした日本代表MF久保建英(19)の去就にも影響か。同1部レアル・マドリードが若手の売却を検討しているようだ。地元紙「スポルト」は「〝未来〟と言われたレアルの4選手、今冬に移籍の可能性も」との見出しをつけ、ジネディーヌ・ジダン監督(48)の政権下で出番に恵まれず、不遇の選手に注目した。

同紙は、移籍金5000万ユーロ(約63億円)で獲得したDFエデル・ミリトン(22)、3500万ユーロ(約44億1000万円)のDFアルバロ・オドリソラ(25)、280万ユーロ(約3億5000万円)のMFマルティン・ウーデゴール(22)、6000万ユーロ(約75億6000万円)のFWルカ・ヨビッチ(23)で、4人合わせて約1億5000万ユーロ(約189億円)の資金を次ぎ込んでいると報道し、いずれの選手も獲得時に「クラブの未来」と呼ばれたと紹介。その上でRマドリードでの出場機会の少なさなどを伝えている。

いずれも若手選手とあって放出が決まれば、選手枠が空く可能性も高まり、本契約を結ぶRマドリードでのプレーを熱望する久保にとっては、来夏に向けて大きなチャンスとなるはず。一方で4選手は他クラブでの実績がありながら構想外となっていることから、実績のない久保が来夏の放出候補になるとの見方も広がっている。

まずは冬の市場でRマドリードがどんな動きを見せるのか。久保も注目しているはずだ。

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