【J1】神戸はブラジル人FWリンコウンを獲得できるか 米シンシナティと争奪戦

J1神戸が獲得に乗り出しているブラジル1部フラメンゴFWリンコウン(20)の交渉について同国メディア「グローボ」が詳細を報じた。

リンコウンはフラメンゴの下部組織出身で16歳ながらプロリーグデビュー。次世代エース候補とされながらみ今季のフラメンゴで定位置を確保できなかったため、海外移籍を模索。すでに多くのクラブが熱視線を注いでいる中、神戸は完全買い取りオプション付きで12月末までのレンタル移籍を提案し、米メジャーリーグサッカー(MLS)のシンシナティと獲得を争っている。

同メディアは、手数料は50万ドル(約5200万円)、全公式戦の50%をプレーした場合には300万ドル(約3億1200万億円)での買い取り義務が発生すると報道。

さらにフラメンゴ側が「10試合連続でプレーした場合、買い取り義務が発生する」との規定を盛り込むことを要求しているという。

ちなみにリンコウン自身は神戸入りに傾いており、フラメンゴはシンシナティ入りを優先していると報じられている。すでにリンコウンはトップチームの練習から外されている中、神戸は若手ストライカーを獲得できるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社