「極まっているはずなんですよ!」 シバターとHIROYAが〝疑惑のタップ〟を検証

あのシーンの「真実」は…

大みそかの格闘イベント「RIZIN.26」での激闘が反響を呼んでいる人気ユーチューバーのシバター(35)と格闘家・HIROYA(29)がユーチューブチャンネル「HIROYA×大雅チャンネル」であの「タップシーン」について検証した。

疑惑のタップシーンは2R。映像ではシバターが腕十字を極めた際に、HIROYAが左手でシバターの脚を「ポン、ポン」と2回叩いたように見え、シバターも「タップした、タップしたよー」とレフェリーに主張していた。HIROYAは試合後「タップしていない。腕十字って痛いんですか」とコメントしていたことから、ネット上でも大騒ぎとなっていた。

動画ではタイトル「シバターと問題のシーンを再現してみた。」で、2人で動画をチェック。「一発目のローキック、効きました」(シバター)、「(身長差があって)距離感が合わなかった」(HIROYA)、「このタイガーステップも時間つぶしで」(シバター)と振り返った。

そして、問題の「タップシーン」だ。

シバターは「タップした、タップした、タップしたよ!」。HIROYAは「この前のシーン見てください! まあ、(見た目上は)タップはしちゃってるんですけど」と言いながらも、レフェリーと話してて『入っていない』と言ってるんです。本当に痛くなかったです」と釈明すると、シバターも「認めないなあ!」と苦笑い。

HIROYAが「腕を折っちゃったら、悪いなというのはありました?」と聞くと、シバターは「ありましたね。折ろうというのは考えていませんでした」。それを聞いたHIROYAも「あったんですね…。極まっているから、シバターさんが緩めたんだろうなあって」と思いを巡らせている様子。

そして、腕十字のシーンを2人で再現。HIROYAは「痛い!」といえば、シバターも「そうですよ! 極まっているはずなんですよ!」と主張した。

お互い、勝負の世界に生きる人間として、譲れない部分はあったようだが、イベントを盛り上げたという意味では2人が勝者だった。

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