【ドラゴンゲート】ハルク組がマスカレード退けV3「2021年はR・E・Dの年」

ハルクはリーにとどめを刺した

12日のドラゴンゲート東京・後楽園ホール大会でオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王者のB×Bハルク(40)、KAI(37)組が、新ユニット「マスカレード」の挑戦者・箕浦康太(22)、ジェイソン・リー(28)組を退け、3度目の防衛に成功した。

試合はハルクが存在感をいかんなく発揮した。序盤は相手の連係攻撃の前に劣勢に立たされたが、極悪ユニット「R・E・D」の本領を発揮。ベルトで殴打して箕浦の動きを止めると、セコンド陣のサポートも得て主導権を握った。最後はハルクがリーにファーストフラッシュ(顔面蹴り)を決めてとどめを刺した。

試合後は「(メンバーの)ドラゴン・ダイヤがケガ、今日は挑戦失敗。あいつらのピークは終わったな。2021年は俺たち『R・E・D』の年だ」と勝ち誇った。

昨年末で世代闘争は終焉を迎えた。「ナチュラルヴァイブス」が復活し、ドリームゲート王者のシュン・スカイウォーカー(24)が新ユニット「マスカレード」を立ち上げるなど抗争が新章に突入した中、ベテランのハルクと「R・E・D」が改めてその存在感を見せつけた。

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