県と長崎、佐世保両市は12日、4市1町で新たに計24人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染者は計1080人となった。
クラスター（感染者集団）が発生している五島市内の飲食店（店名非公表）では、新たに利用客2人（市内1人、長崎市1人）の感染が判明し、従業員らも含め計13人になった。他に、感染が確認されていた利用客の接触者で、いずれも五島市の50代男性、70代自営業男性、50代自営業男性の3人の感染も判明した。
長崎市内のクラスター関係では、特別養護老人ホーム・ショートステイ「めざめ」で利用者1人が感染し計14人（職員4人、利用者10人）になった。また、長崎北徳洲会病院で関係者1人の感染が判明し、計16人（職員7人、患者9人）になった。
佐世保市によると、北松中央病院で60代男性会社員の患者1人の感染を確認。同病院の感染者は計7人となった。
一方、浜屋百貨店（長崎市）は、クラスターが発生して営業を休止していた地階食品売り場を13日に再開すると発表した。「感染が広がっておらず、館内の消毒、換気について保健所から確認が取れたため」としている。
