柏崎原発7号機工事 13日にも終了 東電、下旬から5会場で説明会

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東京電力柏崎刈羽原発。右が7号機

 東京電力新潟本社の橘田昌哉代表は12日、柏崎刈羽原発7号機の再稼働に向けた安全対策工事が13日にも完了するとの見通しを示した。安全対策に関する地域説明会を1月下旬から2月にかけて県内5会場で開く考えも明らかにした。

 年始のあいさつで柏崎市の桜井雅浩市長、刈羽村の品田宏夫村長と面会した際、両首長に報告した。

 説明会は同原発が立地する柏崎市、刈羽村を皮切りに、新潟、長岡、上越の3市で開く計画。7号機の安全対策工事の内容や再稼働前の検査のスケジュール、国内の電力需給の状況などを説明するとしている。

 橘田代表は面会後、柏崎市役所で報道陣に「新型コロナウイルスの感染状況などを勘案し、もう少し検討して実施の可否を判断したい」と語った。

 年始のあいさつは例年、小早川智明社長が訪れるが、新型ウイルス感染拡大防止のため取りやめた。両首長に宛てた書簡で、小早川社長は「脱炭素の実現のためにも柏崎刈羽原発の再稼働は重要」などとした。

 桜井市長は面会で「ことし前半は東電、柏崎市、日本にとって重要な時間を過ごすことになる」と述べ、再稼働問題の議論が始まることへの期待を示した。品田村長は橘田氏に「7号機が動く年だと確信している。しっかりと仕事を進めてほしい」と求めた。