東京で初雪を観測 寒い日におでんが人気

1月12日、東京都心で初雪が観測されました。平年より9日遅く、昨シーズンより8日遅い初雪となりました。

朝の八王子駅前では、降雪も予想された厳しい寒さに通勤や通学する人は厳重な対策をして足早に向かう姿がありました。この日、東京都内の最低気温は都心で1.2℃、練馬で0.0℃、府中で-0.6℃、青梅で-2.4℃などを観測しました。日中になっても厳しい冷え込みが続く中、都心では正午ごろ、初雪を観測しました。

寒さが続く中、江東区北砂にあるおでんを販売する増英蒲鉾店には立ち上る湯気につられ、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。訪れた客は「初雪も観測された。こんな時はおでんかなと思って買いに来た」「寒くなるとおでんが食べたくなる。寒いので、晩ご飯はおでんにしようかなと思う」などと話していました。店の中島恵子さんは「いま、おうち時間が大事なので、家族みんなで囲んで温まってほしい」と話しています。

都内ではこの寒さは週末にかけていったん緩むとみられますが、翌週以降は寒くなったり暖かくなったりを繰り返しそうです。

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