政府は、韓国や中国など11の国と地域との間で例外的に認めているビジネス関係者の外国人の往来について、一時停止する方針を固めた。13日午後7時から菅義偉首相が記者会見で説明する。
政府はこれまで「相手国・地域内で変異株の市中感染が確認されたら即時停止する」として、見送っていた。
この一報にすかさず声を上げたのが「高須クリニック」の高須克弥院長だ。同日、ツイッターを更新し「やっと動いた! 政府の方々、極めてのろい 鈍いのか? ずるいのか? 頭悪いのか?」と投稿。高須氏はかねてSNS上で「何故完全鎖国しないんですか?」「早く鎖国」「何故できない。鎖国」などと訴えていた。
政界関係者によると、感染拡大が続くなか、中国の旧正月に当たる春節が来月上旬に迫ったことを受け、政府も重い腰を上げざるをえなくなったという。
ネット上では「やっとかよ」「遅すぎる」「全部後手後手」と政府対応に批判的な声が多く上がっている。