レアル首脳陣がヘタフェMF久保建英を直電で祝福

久保建英

スペイン1部ヘタフェのデビュー戦で活躍した日本代表MF久保建英(19)に、保有元のレアル・マドリード首脳陣が直々に電話で祝福したようだ。

11日のエルチェ戦で2得点に絡む活躍を見せ、上々の新天地デビューを飾った久保。Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「Rマドリードが、ヘタフェでの最初の素晴らしい試合後にクボに電話した。彼は新チームで2つのゴールを生み出した後、彼のクラブからお祝いを受け取った」と報じた。

名門では久保の実力を高く評価しており、その動向を注視している。出場機会を求めて異例の再レンタル移籍となった新天地での初戦も注意深くチェック。「ヘタフェでの最初の試合の後に日本人の気持ちを把握し、(ホセ・)ボルダラス監督の下での彼の素晴らしい仕事を祝福したいと考えた。彼はクオリティーを維持していることを実証した」と同メディア。Rマドリード側は活躍ぶりを称賛したようで、久保への期待の高さの表れと言えるだろう。

そして同メディアはRマドリードの久保についての今後のプランを展望。EU圏外枠の問題もあり「現在チームに彼のための場所はない」としつつも「この問題をできるだけ早く解決するよう取り組んでいる。一つのプランは、2021年から22年の間にFWビニシウス(20)とFWロドリゴ(20)がスペイン国籍を取得し、日本の真珠をジズー(ジダン監督)の計画に組み込むことだ」。今後の活躍次第で早ければ今夏の名門復帰もありそうで注目が集まる。

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