乙武洋匡氏 感染症法改正案に待った「『懲役刑』という金棒を安易に持ち出す前に…」

乙武洋匡氏

作家の乙武洋匡氏(44)が13日、ツイッターを更新。新型コロナ感染者が入院を拒否した際に適応される懲役刑を盛り込んだ「感染症法」改正案の議論を巡り、自身の見解をつづった。

13日、与野党は入院拒否の新型コロナ感染者に対し100万円以下の罰金または1年以下の懲役を想定した「感染症法」改正案についての協議を行った。

乙武氏は同報道について「たとえば、子どもの預け先を見つけられないひとり親は、子への責任感から入院を拒否する可能性もある。そうした人にも、懲役刑が科されてしまうんですかね」と懸念。

続けて「『懲役刑』という金棒を安易に持ち出す前に、どうしたら人々が安心して入院できるかを考えていきましょうよ」と訴えた。

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