慶大SFC、活動制限レベル3に引き上げ 授業や課外活動等は「オンライン」に

土屋大洋総合政策学部長、脇田玲環境情報学部長、加藤文俊政策・メディア研究科委員長、廣田とし子湘南藤沢キャンパス事務長らは連名で、13日からキャンパスの活動制限レベルを2から3に引き上げると発表した。活動制限レベルの発表を始めてからレベルの引き上げを行うのは今回が初めて。

授業や課外活動等は「オンライン」に

今回の引き上げは政府が神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県に対し緊急事態宣言を発表したことによるものだ。前回レベル3とされていた期間は2020年6月8日から2020年9月3日までで、それ以降はレベル2とされていた。

レベル2からレベル3への引き上げでは,「可能な限りオンライン」や「原則としてオンライン」などとされていた講義等教育活動、学生の課外活動、学内会議が全て「オンライン」のみで行われることになる。なお、秋学期末定期試験については既に対面で実施しない旨が発表されている。

また、学生のキャンパス入構についても研究活動で最低限のもののみが認められることになる。

今回の発表では「レベル変更後2週間以内は緩和方向に再度変更してはならない」とされており、少なくとも27日まではこの制限が緩和されることはないとみられる。

感染防止対策の強化に向けて

学部長らは発表で、「キャンパス内での活動が原因となってCOVID-19に感染したという報告はありません。しかし私たちは、地域の医療システムに過剰な負担をかけないレベルに感染者の発生を抑えるという社会的義務を果たすために、感染防止対策を一層強化する必要があります。」とした。

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