【新型コロナ】横浜で高齢者3人死亡、新たに305人感染確認

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は13日、入院していた市内に住む70~90代の男女3人が死亡した、と発表した。また、10歳未満~90代の男女305人の感染を確認。60代女性は中等症、267人は軽症または無症状で、37人の症状が不明。167人の感染経路が分かっていない。

 市によると、死亡した90代男性は感染した親族と接触があり、1月7日に発症。80代女性と70代男性の感染経路は不明で、昨年12月中旬に発症し、陽性が判明した。3人とも高血圧や腎機能低下などの基礎疾患があり、死因は新型コロナウイルス感染症による肺炎。

 クラスター(感染者集団)関連では、通所介護施設で新たに利用者5人の陽性が判明し、感染者数が計13人になったほか、小規模多機能型居宅介護施設で職員2人、横浜刑務所(同市港南区)で職員1人、有料老人ホームで職員1人が感染し、感染者数はそれぞれ7人、9人、17人となった。

 また、市は同日、市立中学校の60代女性教諭と30代男性職員の感染を公表。2人は別々の学校に勤務しており、それぞれの職場に濃厚接触者はいないという。

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