中日のドラフト１位新人・高橋宏斗投手（１８＝中京大中京）がバドレスのダルビッシュ有投手（３４）に〝弟子入り〟志願だ。１３日の新人合同自主トレ後に「ずっと動画で見てきたので自分からは発信することができなかったけど、ダルビッシュさんはサイヤング投手にも近い投手なので直接、お聞きする機会があれば投手としてのすべて聞いてみたい」と声を弾ませた。
きっかけは本サイトの記事だった。ダルビッシュの動画を参考にして変化球の飛躍につなげた高橋宏の記事を１２日朝にアップしたところ、ダルビッシュがツイッター上で反応。東スポＷｅｂの記事を貼り付け「投球に関して自分の感覚的な部分を発信し続けていますが、こうやって力にしてくれているのを知ると嬉しくなりますね。」と投稿した。
これに高橋宏は「すごくビックリしました。夢じゃないよなと思った。自分のことで反応していただけるのは、すごく光栄なこと。世界を代表するような投手からそうやって言っていただけると、自分のやる気が生まれてくるので、すごくうれしかったです」と大感激だった。
質問したいことは山ほどある。変化球だけでなく、直球に関しても「感覚の部分であったり、自分の意見であったり、そういったところも照らし合わせながら聞けたらいいなと思います」。体力強化や調整法についても学んでいきたいという。
高橋宏はツイッターをやっていないそうだが、今後もネットやＳＮＳを通じたダルビッシュとの交流を続けたい考えだ。「ダルビッシュさんが多く発信されている動画をすべて見たわけではないので、もっと自分の中で活用していきたい」と言い、将来的な直接対話を夢見ている。
