【大相撲】栃ノ心が母国の英雄・ハハレイシビリさんを悼む 大みそかに電話で会話

栃ノ心

大相撲の幕内栃ノ心(33=春日野)が母国ジョージアの英雄の死を悼んだ。1992年バルセロナ五輪柔道男子95キロ超級金メダリストのダビド・ハハレイシビリさんが49歳で死去。栃ノ心によると、ハハレイシビリさんは11月に心臓の手術を受けていたという。「おととい(11日)の朝に亡くなった。(12月)31日の夜に電話した時は普通に話していたので、良くなるんじゃないかと思っていたけど…残念」と早すぎる死を惜しんだ。

栃ノ心自身も、大相撲に入門する前は柔道で五輪出場を目指していた。ハハレイシビリさんとは、自身が角界入りしてから親しくなったという。「(自分が)相撲取りになってから仲良くなった。すごく、いい人。(ハハレイシビリさんが)日本に来たり、(自身が)ジョージアに帰った時に仲良くしてもらった」と故人をしのんだ。

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