【森保ジャパン】緊急事態宣言で指揮官の視察日程白紙… 欧州組はウェブミーティング実施検討

オンライン取材に応じる森保監督

日本代表の森保一監督(52)がJリーグ各クラブのキャンプインを控え、今後の視察方針を説明した。

Jクラブは開幕に向けて今月中旬から順次キャンプに入るが、13日にオンラインで取材に応じた指揮官は視察について「まずはJリーグの国内キャンプがあるが、現実的には予定通りにはいかないかなと。まだ国内の視察の話もしていないし、緊急事態宣言が出ている中でどう動いていっていいのかは、来週(反町)技術委員長と話したい」と新型コロナ禍が深刻化する中で視察日程は白紙の状況だという。

例年は欧州視察も行う時期だが「欧州に飛べたとしても、そこからいろんな所に行くのは難しい。欧州組に関しては今(ドイツの)デュッセルドルフに拠点があって国際委員が駐在しているし、スタッフを通じてそこでいろいろ伝えてもうらうようにしている」と出入国の規制が強まっているため、自身の渡欧は困難とみている。

そのうえで「状況を見てオンラインでやったりして、これまでの振り返りなどの話をするのを考えている。選手たちは所属クラブで戦いがあるので、まずは映像でしっかり確認して把握したい」とウェブミーティングの実施も含めて可能な手段で欧州組とコミュニケーションを取っていく構えだ。

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