コロナ禍で多くの人がリモートワークやテレワークを経験している今。デスクがエアコンから遠い、デスク周りにコンセントがない、自分1人だから暖房費を節約したいなど、寒さのお悩みを抱えている人もいるのでは? そこで今回は、100円ショップや身近な道具を使い、電源いらずで冷えをガードする方法を3つ紹介します!
脚の冷えは“レッグウォーマー2枚重ね+間にカイロ”で解決!
●用意するもの
・レッグウォーマー2足
・使い捨てカイロ2個

長時間のデスクワークでもっとも冷えるのは、やはり“足元”ですよね。
長靴のようなロングタイプの室内履きは温かいけれど、ちょっとベランダに出るときや宅配便の受け取りなどで玄関に降りるとき、いちいち脱ぎ履きするのが面倒。かといって、短いソックスやスリッパでは足首がしっかりガードできません。
そこでおすすめしたいのが、レッグウォーマーの2枚履き!
同じレッグウォーマーを2組購入して、重ね履きするだけで、空気の層ができ、よりあたたかく過ごせるんです。さらに内側起毛タイプのスリッパを履けば、着脱はラクなのに、足先までぬくぬく。

冷え込む日は、重ねたレッグウォーマーの間に使い捨てカイロを忍ばせれば最強装備に。

収納ボックス+密閉容器で即席ミニこたつ
●用意するもの
・プラスチック製の収納ボックス(両足裏が入る大きさ。写真は45cm×25cm)
・ネジ式でしっかりふたの閉まる密閉容器
・あれば梱包用クッションシート

昔ながらの“こたつ”はあたたかいですが、床に座ったまま長時間作業していると膝や腰が痛くなる…という声もよく聞きます。
デスク+イスでの作業向けに、足先を入れるクッションタイプのグッズもありますが、床のホコリ、髪の毛、湿気などでだんだん清潔感がなくなってしまうのがネック。
そこで、丸洗いできる100均の収納ボックスにお湯を入れた密閉容器を入れて、足元用のミニこたつを作ってしまいましょう。

底に梱包用のプチプチエアクッションを敷くとさらに保温効果がアップ。自宅に湯たんぽがある人はそちらを使えばなお、あたたかさが長持ちします。
この上から膝掛けや毛布を掛ければ、20~30分ほどポカポカが続きます。
安全のため、密閉容器は必ず耐熱でしっかりふたが閉まるタイプのものを使ってくださいね。
小豆をレンチンすれば繰り返し使えるカイロに!
●用意するもの
・綿または麻(リネン)100%の小袋
・大きめサイズのお茶パック
・小豆200g

小豆を袋に入れてレンジにかけると、繰り返し使えるカイロになります。
お茶パックやだし取り用のガーゼ袋などに小豆を100g入れ、口を閉じたら100円ショップの巾着袋に入れれば完成! 使うときは、レンジで1~2分加熱するだけです。

今回は用意した巾着袋が大きめなので、お茶パック2個にそれぞれ小豆100gを入れてセットしました。
袋の素材は、熱に強いとされる綿または麻を選んでください。

腿の上にのせ、上からひざかけを掛ければ、15分くらいは市販のカイロなみにしっかりとあたたかく、その後もほんのりあたたかい状態が15分ほど持続します。
首の後ろなどにもおすすめです。
レンジにかけて繰り返し使えますが、連続で加熱すると小豆が割れてしまうおそれがあるので、3~4時間は間隔を空けるのが安心。数個用意して交代で使うのもいいですね。
湯たんぽのようにお湯をあたためる手間がなく、電源不要なのが小豆カイロのいいところ。また、適度な重さと湿気があり、蒸しタオルのような心地よさです。
100均グッズや家にあるものでも、工夫しだいで十分に暖を取れます。ただし、いずれの方法も、初めて行うときは温度の加減を確かめながら、お湯や熱くなった小豆の取り扱いにも十分気をつけてくださいね。
まだまだ続きそうな自粛生活。エコ&節約も楽しみながら、冬を乗りきりましょう。
(ライター/高谷みえこ)
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