トヨタのル・マン・ハイパーカー、正式発表を前にTGR-Eが複数の画像を公開。注目の車名も判明

 トヨタが2021年のル・マン24時間/WEC世界耐久選手権に投入するル・マン・ハイパーカー(LMH)規定の新型レーシングカーについて、トヨタGAZOO Racingヨーロッパ(旧TMG)がその車両画像を公開したことを、複数の海外メディアが報じている。これまでもマシンの一部分を切り取ったティザー画像は公開されていたが、全体像を俯瞰できる画像の公開は今回が初。この新型マシンは、1月15日金曜日に正式発表される予定となっている。

 オートスポーツwebが提携するアメリカのスポーツカーレース情報専門サイト『Sportscar365』は、“TOYOTA GAZOO Racing Europe”クレジットの写真を4枚掲載。マシンカラーはカモフラージュ柄で、サーキットは南仏のポール・リカール、2020年10月のシェイクダウン時に撮影されたものであるとしている。

 なお、15日の発表に向けトヨタがSNS上でのカウントダウンにおいて使用しているティザー画像では、新型LMHマシンはこれまでと同じくGAZOO Racingカラーをまとっていることが確認できる。

 Sportscar365はまた、このLMH車両の名が『トヨタGR010』となること、正式発表は日本時間の1月15日朝となること、マシンの詳細と6名のドライバーラインアップが同時に発表されることも、合わせて報じている。

TGR-Eが公開したトヨタの新型LMHマシンの画像
TGR-Eが公開したトヨタの新型LMHマシンの画像
TGR-Eが公開したトヨタの新型LMHマシンの画像

© 株式会社三栄