巨人・吉川 年下の〝神様〟岡本から技術盗む「しっかりやらないと怒られるので」

仲良しな岡本(左)と吉川

2年連続で規定打席到達を狙う巨人・吉川尚輝内野手(25)が13日、2学年後輩・岡本和真内野手(24)との意外な関係性を明かした。

公私ともに仲が良く、2年連続で合同自主トレを行っている両者。チームの主砲・岡本と、リードオフマン・吉川とではタイプは違うが「(打席の)右左の違いはありますけど、バットの出し方だったり、そういうのは聞いてしっかり取り入れてやっていきたい」と目を輝かせる。

年下ながら昨季セ打撃2冠王に輝いた岡本への尊敬の念は強い。「〝岡本様〟なんで。まあ神様なんで。言われた事はしっかりやっていかないと怒られるんで」と上下関係の逆転を吐露。

対する岡本も「(自主トレメンバーに)拾ってあげました」と冗談を放つなど、親密な関係性がうかがえた。

金言はすべて吸収していく。「(打撃の)タイプは本当に全然違うんですけど、大事なポイントである場所とか、打撃理論とかを聞いています」とうなずいた。

これまで腰痛やケガに悩まされてきた吉川は昨季初めて規定打席に到達。試合後は自宅で1時間以上、入浴してからストレッチを行うなど入念に体をケアしてきた。今季の目標である「ケガ無く1年間、1試合でも多くチームに貢献」を実現するためにも〝岡本流打撃論〟を体に叩き込む。

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